【介護用】紙オムツの選び方 オススメ

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今ではスーパーやドラッグストア、ネットでパンツタイプからテープタイプまでたくさんの商品が販売されています。

たくさん種類があるのでどれを選べばよいかわからない方もも多いのではないでしょうか。

看護師は毎日患者様の排泄ケアを行っています。

介護する方、介護をされる方の双方にとって使いやすく高品質な介護用オムツを紹介して行きます。

目次

ADLレベルに合わせて選ぶ

介護者の負担軽減

使い心地

オムツの使い分け&まとめ買い

ADLレベルに合わせて選ぶ

ADLとはActivities of Daily Living=日常生活動作の略です。日常生活動作とは、食事、入浴、排泄、移動のような、生活をする中で最低限必要な動きを指します。

介護用オムツの商品説明には医療、介護で使われるADLという文字が書かれています。商品を選ぶ際にはADLの区分が参考になります。

ADLの区分は、区分ごとに点数(0〜6点)で評価されており、点数が高いほど介護度が高くなります。

介護者の負担軽減

介護用オムツを購入するときに大切なのは、介護する方の負担軽減です。

大切な3つのポイントについて説明していきます。

3つのポイント

  • 介護のしやすさ
  • 吸収量
  • 収納

介護のしやすさ

介護しやすいのはテープタイプパンツタイプ

私の元によくこのような質問をいただきます。

介護度の高い方にはテープタイプ、軽い方にはパンツタイプがオススメです♪

日中はパンツタイプを使用し、夜はオムツタイプを使用したりと状況によって、使い分けることもできます。

・吸収量

介護用オムツを選ぶ時は、吸収量=キャッチできる尿量をチェックしておくことが大切です。テープタイプのオムツの方が、パンツタイプより吸収量が多くなっています。しかし、製品によっては、昼用、長時間用、夜用などに細かく分類されているものもあるので、使用する方のADLや時間帯や介護者の状況に合わせて選ぶことができます。

介護をしている方は、1日を介護だけして送っているのではありません。介護をしてる方は常に介護を必要とする方のそばにいられるとは限りません。オムツは排尿したらすぐに交換できるのがベストですが、実際はそういかない場合が多いと思います。介護する方の生活リズムや負担も配慮しながら、オムツの吸収量を選ぶことをオススメします。

・収納

収納を第一に選ぶのであればコンパクトなものが1番です。介護用オムツは大人が使用する物であるため、1枚でもかなり大きさがありますが、最近ではオムツ自体が薄型化しており、薄型オムツでも吸収量や性能は変わらないものが多いです。

ですので、介護用オムツはできるだけコンパクトなものをオススメします。

そして毎日使用する物なので、まとめて買う方も多いです。まとめ買いするとオムツの収納場所に悩む方も多いので、収納のことも考えてパッケージの大きさも確認しておきましょう。

使い心地

上記で介護する方のことを中心にオムツの選び方を解説してきましたが、最も大事なのはオムツを使われる方の使い心地が非常に重要です。オムツを使われる方の使い心地でチェックすべきポイントを2つ紹介します。

・素材

・サイズ

・素材

介護用オムツは長時間利用することが多い物なので、使っていると肌荒れなどの皮膚トラブルが起きやすいです。

肌荒れを予防する為にもオムツを選ぶ際には、通気性の良いものや素材の柔らかい物を選ぶと良いでしょう。

最近ではオムツの性能も進化しており、ナチュラルコットンが使用されていたり、セルロースナノファイバーが使われていたりと吸収力がある上に、ニオイも防げて柔らかい素材の物が多いです。更にべたつきを抑えるために超吸収体が使われていたりと各会社が様々な商品を販売しているので肌質や好みADLを考えて選ぶことができます。

・サイズ

オムツにはパンツタイプテープ止めタイプがあります。パンツタイプはウエストのサイズを元に、テープ止めタイプはヒップのサイズを元に選ぶとよいです♪

足のつけ根のギャザー部分の締めつけ具合もきちんと確認することをオススメします。サイズの合ったオムツを装着することで、モレを防ぐことができ介護の負担を減らすことができます。

オムツの使い分け&まとめ買い

介護用オムツの値段は、1枚約50円~80円です。1枚あたりで見ると安く感じるかもしれませんが、毎日何枚も使うものなのでコスパもとても重要ポイントです。

コスパを考えるなら、使用する時間帯、ADL、肌の状態に応じて使い分けることをオススメします。またインターネットでの購入や大量購入時の割引特典がある場合にはぜひ利用してみましょう。

介護用オムツは医療費控除の対象になる場合もあります。一定の条件があり医師の証明書が必要となるので、かかりつけの医師にご相談してみてください♪

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